【チャンネル紹介】Japanマラソンクラブ「腕を振らない腕ふり?!『腕フラン』」
みなさん、こんにちは!
ランニングの理想のフォームを身に付けるって本当に難しいですよね😣
同じ動きでも、意識一つで効率も大きく変わってくると思いますし…
腕は振るものという意識があった中で、振らないことで体幹の自然な動きを引き出すという
動き作りが紹介されていましたので、今回まとめてみました!
理想的な体の動きに近づく、貴重な選択肢になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください😊
動画まとめ
目的:腕振りの理想の状態とは
ランニングにおける腕振りの目的は、腕の力で推進力を得るためではありません。
本当に腕振りによって引き出したいのは、体幹部分の自然な動きと肩甲骨の連動性です。
この体幹の回転(ローテーション)が生まれることで、足運びへと連動し、効率的な走りが実現します。
しかし、多くのランナーが「肘を後ろに引こう」という意識を強すぎた結果、本来引き出したい体の動きを止めてしまうというもったいない走り方をしています。
例えば、肩に力が入ってすくんだり、肘が深く曲がりすぎたりする場合、体の動きをうまく引き出すことができません。
理想の腕振りとは、体が動くことによって、結果として腕が「振られてしまう」、という受動的な状態を目指すことです。
この意識を持つことで、体幹の自然な動き(体幹が軸を基に左右に動く様子)が引き出され、無駄な力みがなくなります。
習得方法:疲労を引き起こさない「腕フラン」の基本姿勢とドリル
「腕フラン」をマスターし、体幹の動きを最大限に引き出すためには、まず基本の姿勢を正しくセットすることが必要です。
正しい基本姿勢を作る
◦ 肩が内側に入らないよう、しっかりと胸を張った状態を作ります。
◦ 手首を腰骨のあたりに添えるようにセットします。
◦ 脇は開きすぎず、前から見たときに腕と胴体がカタカナのの「ハの字」になる程度の開き具合にします。
ドリルで体幹の連動性確認
この基本姿勢ができたら、以下のドリルで体幹の連動性を確認します。
1. 腕を振らないドリル
基本姿勢のまま、手首を腰骨に添えた状態をキープし、あえて腕を振らずに実際に走ってみます。
2. 体幹の動きの確認
走っている最中、体幹部分(骨盤を軸)が左右に自然に動いていることを確認します。この左右に動く動きこそが、腕振りで引き出したい肩甲骨が使えている状態です。
最終的な習得のコツは、自分自身で一生懸命に腕を振ろうとせず、
体幹が動くことによって**「振られてしまう分だけを振る」**という意識で走ることです。
効果:体幹連動が生む!効率アップと疲労軽減という効果
この「腕フラン」の意識を持つことで、ランナーは効率アップと疲労軽減という大きなメリットを得ることができます。
最大の効果は、ランニングの本質的に引き出したい肩甲骨の動きと体幹の回転を最大限に活かせる点です。
• 無駄な疲労の除去
肘を強く引く意識や、肩に力が入ってすくむような腕振りは、体幹の動きを止め、余計に疲れやすくなります。受動的な「腕フラン」は、不必要な力みをなくし、余計な疲れを防ぎます。
• 自然な動きの獲得
体の動きが引き出されれば、自然な腕振りが実現し、フォームの改善に直結します。
• 持久力の向上
腕や肩で余計なエネルギーを使わないため、ランニングの効率化につながり、持久力の向上を目指すことができます。
感想
今回ご紹介した「腕フラン」は、体の仕組みに着目した、自然な動きを引き出すための画期的なノウハウだと感じました。
特に、腕振りを意識しすぎて体幹の動きを止めてしまっていたランナーには、すぐに実践していただきたい内容です。
もしご自身で試してみて「動きが硬い」と感じた場合は、肩甲骨周辺の筋肉が凝り固まっているサインとのことなので、ぜひ肩甲骨周りの柔軟も積極的に取り入れてみてください!
継続こそ最大のトレーニング!
この動きを反復し、楽に走れるフォームを身につけましょう。


コメント