みなさん、こんにちは‼️
身体のメカニズムを前提に、いつも丁寧にレクチャーしてくれるタカヤマラソンさん。
今回はピッチを上げるメリットとそのトレーニング方法について解説されていました!
ご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますが、
ランニングのスピードは「ピッチ(足の回転数) × ストライド」で決まります!
まずは今のピッチからあと5〜10上げることを目標とし、自然と回転数が上がるような動き作りをトレーニングに取り組んでいただければと思います。
ぜひ最後までご覧ください💡
動画まとめ
目的:ランニングフォームの効率化とダメージ軽減
ピッチを上げて走る目的は、ただスピードを上げるだけでなく、
ランニングの土台であるランニングエコノミー※と怪我耐性を向上させることにあります。
ランニングエコノミー:ある一定速度で走る際に、どれだけ少ないエネルギー(酸素摂取量)で走れるかを示す指標
ついては、以下の点を念頭に置くことで、より効率的にピッチが上がります。
• 自然な向上
ピッチを上げるためには、足を一生懸命バタバタ動かす(分回す)のではなく、自然とピッチが上がるような動き作りやトレーニングを取り入れることが重要です。
• 体の使い方を変える
ランニングフォームを意識的に変えるのではなく、体の使い方(股関節の使い方)を変え、筋力を上げることによって、フォームは自然と良くなります。
• 目標設定
いきなりトップレベル選手と同様に180や190を目指すのではなく、今よりも5ピッチ上げるところからスタートすることで、走りの感覚が大幅に楽になります。
効果:ダメージ分散、エコノミー、そして後半の失速抑制
オーバーストライド:「足が体より前に出てしまう」状態
習得方法:股関節を起点とした動き作りと筋力強化
ランニングにおける足の動きは、全て股関節の伸展と屈曲※によって成り立っているため、股関節周りの筋力強化と動き作りが不可欠です。
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股関節の伸展:脚を後ろに伸ばす動き
股関節の屈曲:太ももが腹部に近づくように、股関節を前に曲げる動作
1. 股関節周りの筋力強化
素早い持ち上げや切り返し動作、地面への素早い設置には、大きな筋力が必要です。
• 必須の部位: 腸腰筋、お尻の筋肉、ハムストリングスの筋力強化が不可欠です。
• 推奨トレーニング: 動き作りが遅い、またはうまくできないと感じるランナーは、股関節の筋力が弱い証拠です。スクワットやランジの動きを積極的に取り入れましょう。
2. ウォーミングアップで実践するドリル
走る前に以下の動きを取り入れることで、股関節がピッチを上げやすい状態に動いてくれます。
股関節からの足離し運動
壁に手をつくかその場で立ち、膝を曲げるバックキックではなく、股関節から動かすことを意識し、膝を前に出すイメージで足を離す動作を繰り返します。
20秒を数セット、徐々にペースを上げて行います。
その場でのスプリント(小刻みダッシュ)
腿を上げすぎない: 地面から足が離れる程度に留め、できるだけテンポを上げていくことに集中します。
下ろす足も意識する: 上げるだけでなく、股関節の伸展を意識し、地面に向かってしっかりと足をおろす動きも意識しましょう。
ランニング動作への移行(流し)
その場でのダッシュを5〜10秒行った後に、そのテンポを保ったまま前に走り出す(流し)を行うことで、その日のランニングは自然とピッチが上がりやすくなります。
感想
みなさん、いかがでしたしょうか!
私は足を上げる動作の意識は強かったものの、足を下ろす意識は全くなかったので、目から鱗でした!
ピッチはスピードに直結する非常に重要な要素であり、結論として、無理なく上げられるのであれば、ピッチは高い方が良いとのことでしたので、自然とピッチがあがるような動き作りをクリ化していきたいと思います😊
継続こそ最大のトレーニング!
股関節の使い方と筋力強化を組み合わせ、一歩一歩のダメージを抑えながら、走力アップを目指していきましょう


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